この記事はこのような方におすすめです!
- Braveで自分が過去にどんな検索をしていたか振り返りたい
- 閲覧履歴を分析してみたい
- Chromeと同じように閲覧履歴をダウンロードしたい
前提条件
- Braveをインストール済みであること
- 既定の検索エンジンがGoogleに設定されていること
Braveをインストール済みであること
Brave自体まだインストールしてないという方は下記リンクからインストールをしていきましょう
既定の検索エンジンがGoogleに設定されていること
今回、閲覧履歴のダウンロードにはGoogleの機能を利用するので、Braveで使用する検索エンジンにはGoogleが選択してあることを前提としています
現在設定されている検索エンジンを確認するにはまず、Braveのアドレスバーに下記URLを入力し、設定画面に移動しましょう。
brave://settings/search
↑矢印で示した部分が「Google」となっていればOKです!
もしそうなっていない場合は右の「▼」マークをクリックしてください
プルダウンが開くのでそこから「Google」を選べば設定は完了です。
閲覧履歴をダウンロードする
前提の準備が整ったら早速閲覧履歴をダウンロードしていきます。
今回はGoogleのデータエクスポート機能を利用していきます。
Googleのデータエクスポート機能とは
この機能では、Googleアカウントに紐づく様々なデータをダウンロードすることができます。
ダウンロードできるものの例
- Chromeのブックマーク・閲覧履歴
- Google Playの注文データ
- Google Mapのロケーション履歴
- etc…
今回はその中のマイ アクテビティを利用します。
ダウンロードするデータの選択
まずは下記リンクからデータエクスポート用のページに移動しましょう
https://takeout.google.com/
全部の項目をエクスポートしようとすると数時間はかかるので「マイ アクティビティ」のみにチェックを入れ、
さらにマイアクティビティ項目内の「すべてのアクティビ データが含まれます」をクリックするとより詳細にデータを絞り込むことができます。
今回は閲覧履歴をみたいので「検索」のみを選択します
選択が完了したら「次のステップ」をクリックします
エクスポート方法の設定
次にエクスポート方法の設定です。
基本初期値で問題ないですが、他の方法も見てみたい方は下記の他のエクスポート設定を見る
を参考にしてみてください。
内容が問題なければ『エクスポートを作成』をクリック。
少し待つと↓のようにエクスポートが作成されます。
ここで『ダウンロード』を押すことでデータをダウンロードできます。
ダウンロードされるファイルは以下のようなzipファイルで
takeout-XXXX-XXX.zip
展開すると↓のようなファイル構造になっています
「検索」ディレクトリ配下のマイアクティビティ.htmlに閲覧履歴のデータが入っています。以下がそのhtmlの一部を抜粋したものになります。
<div class="outer-cell mdl-cell mdl-cell--12-col mdl-shadow--2dp">
<div class="mdl-grid">
<div class="header-cell mdl-cell mdl-cell--12-col">
<p class="mdl-typography--title">検索<br></p>
</div>
<div class="content-cell mdl-cell mdl-cell--6-col mdl-typography--body-1">「
<a href="https://www.google.com/search?q=brave+%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88">brave テスト</a>
」を検索しました<br>2022/08/10 8:14:31 JST</div>
<div
class="content-cell mdl-cell mdl-cell--6-col mdl-typography--body-1 mdl-typography--text-right"></div>
<div class="content-cell mdl-cell mdl-cell--12-col mdl-typography--caption">
<b>サービス:</b><br> 検索<br>
<b>このアクティビティが記録されている理由</b><br> 次の設定が有効だったため、このアクティビティが Google
アカウントに保存されました。 ウェブとアプリのアクティビティ. こうした設定は<a href="https://myaccount.google.com/activitycontrols">こちら</a>で管理できます。</div>
</div>
</div>
<div class="outer-cell mdl-cell mdl-cell--12-col mdl-shadow--2dp">
<div class="mdl-grid">
<div class="header-cell mdl-cell mdl-cell--12-col">
<p class="mdl-typography--title">検索<br></p>
</div>
<div class="content-cell mdl-cell mdl-cell--6-col mdl-typography--body-1">
<a href="https://support.google.com/chrome/answer/10248834?hl=ja">Chrome からデータを書き出す - Google Chrome ヘルプ</a>
にアクセスしました<br>2022/08/10 8:06:56 JST</div>
<div
class="content-cell mdl-cell mdl-cell--6-col mdl-typography--body-1 mdl-typography--text-right"></div>
<div class="content-cell mdl-cell mdl-cell--12-col mdl-typography--caption">
<b>サービス:</b><br> 検索<br>
<b>このアクティビティが記録されている理由</b><br> 次の設定が有効だったため、このアクティビティが Google
アカウントに保存されました。 ウェブとアプリのアクティビティ. こうした設定は<a href="https://myaccount.google.com/activitycontrols">こちら</a>で管理できます。</div>
</div>
</div>
ちなみにこのHTMLをブラウザで表示すると↓のような見え方になります。ただ閲覧履歴を見るだけならこれだけでも十分ですね。
これで無事Braveブラウザで閲覧履歴を取得することができました!
自身の閲覧履歴を保管したいという用途であればhtmlの形式でも使えそうですが、分析にも利用したいということであればHTMLからデータを抽出して利用すると良さそうですね
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